ブレーキシューAssy

 

ブレーキシューAssyはドラムブレーキ式に使用されておりますが、通常はライニングとかシューと呼ばれております。

シューAssyとは「シューアッセンブリー」の略でシュー(鉄)と摩擦材(ライニング)で出来ています。

シューとライニングは耐熱接着材(ゴム)で焼付け接着され生産されております。

簡単に言うと、製造方法は高温のオーブントースターのような中にシューと耐熱接着材(ゴム)を塗ったライニングを焼付け接着しています。

大手メーカーの生産方法は若干違いますが、焼付け接着すると言う意味では同じです。

当社ではブレーキシューAssyは日清紡ブレーキ(株)の製品を主に販売しております。

日清紡ブレーキで在庫がない場合や未生産の場合のみ 他社(タクティー/アケボノ・カシヤマ・純正)製品を販売しております。

日清紡ブレーキのシューAssyの摩擦材は昔からその製品の能力が高く、ディーラーさんや一流修理工場さん等で幅広く使われております。

勿論 メーカー新車組み付け(ライン)や補修用純正部品としても全メーカーに供給されております。

トヨタのシューAssy(トヨタ純正DJ)はほとんどが日清紡ブレーキ製です。

*発売元はアケボノブレーキになっておりますが、摩擦材(ライニング)は日清紡ブレーキ(D4000)です。

 

現在日清紡ブレーキ(株)で販売されている乗用車用シューAssyの摩擦材は2種あり、

1つは標準タイプ(D4000)で、もう1つは  強化タイプ(D4300) です。

当然、両材質とも一切石綿の混入されていない「ノンアスベスト製」です。

日清紡ブレーキ(株)のシューAssyに使用されている摩擦材は国内TOPクラス性能のライニングで、標準タイプでも非常に能力が高いです。

 

強化シューAssy(D4300)は

 標準シューAssyをさらに総合能力UPした製品で、

耐フェード性、効き、ライニング(摩擦材)寿命、ブレーキ鳴き等に優れております。

 

箱はどちらもオレンジ箱ですが、品番が違います。

品番末尾に  が付きます。

(標準は 0 です。)

★例えば、

アクティ(HH4)のリアー強化シューAssyは:

標準シューAssy・・・・・T−520−30

強化シューAssy・・・・・T−520−31(D4300)

 

エルグランド(AWE50)の強化シューAssyは:

標準シューAssy・・・・・T−175−10と20

強化シューAssy・・・・・T−175−11と21(D4300)

 

★お問い合わせで、シューAssyの事もパッドと呼ぶ方がおられますが、

 ドラムブレーキ式のリアーはパッドではありません

 シューとかライニングと呼びください。

 車種によってはリアーがディスクブレーキとドラムブレーキの両方使われている場合も有りますので・・。

 また、リアーシューAssyはサイドブレーキ(パーキング)のこ事では有りません。

 一番勘違いが多いオーナーさんはスバル車の方ですが、 何故多いかは?です。