ブレーキ全般 (パッド&シュー

 ブレーキシステムにはディスクブレーキ式とドラムブレーキ式の2種類が有ります。
ディスクブレーキにはブレーキパッド(キャリパー)とディスクローターが、ドラムブレーキにはシューAssy(ライニング)とブレーキドラムが
それぞれ装着されております。ほとんど皆様はご存知の事でしょう。

しかし、何人かの方はブレーキパッドとシューAssyの区別(呼び名)がついていない方もおられます。
ディスクブレーキにはディスクブレーキパッドが装着されておりますが、リアードラム式ブレーキのシューAssyの事も、ブレーキパッドと呼ぶ方がおられます。

 

「シューAssy」って分かりますか?
ブレーキパッドとブレーキローターを同時に交換した時のご注意?!
ブレーキシステムについて
ディスクブレーキにはディスクパッド、ドラムブレーキにはライニングが使用されています。
ブレーキ鳴きのメカニズムは?

フェード現象とは

 

 

 

 

「シューAssy」って分かりますか?
シューAssy(シューアッシー)とはシューアッセンブリーの略で、次の2つから出来ております。

1、シュー(台):通常は鉄で出来ています。
2、摩擦材(最近はほぼ100%ノンアスベスト製品)
  業者(整備士)間ではライニングと呼ばれています。
3、1と2は接着剤(ノリ)で付いています。
  ノリ(接着)といっても500度くらい?で接着する特殊なのりで、横浜ゴム製が有名です。
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ブレーキパッドとブレーキローターを同時に交換した時のご注意?!
ディスクパッドとディスクローターの両方を一緒に交換する場合は必ず「ならし運転」をしてください。
これを怠るとディスクパッドの磨耗が早まり、
又ローターの減りが早くなり、ジャダー等の症状が出る場合があります。
慣らし運転をする事によりディスクパッド、ローター共、表面にかるく「焼きを入れ」ができ
 ブレーキの為のベスト状態をつくる事が出来るわけです。
詳細は「ブレーキローターと鋳物」をご欄ください。
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ブレーキシステムについて
自動車のブレーキシステムにはディスクブレーキとドラムブレーキが有り、
それは次の3つの組み合わせで皆様の車に装着されています。
1.前輪ドラムブレーキ+後輪ドラムブレーキ
2.前輪ディスクブレーキ+後輪ドラムブレーキ
3.前輪ディスクブレーキ+後輪ディスクブレーキ
*知ってますよね。
*やはり 3、の組み合わせがBESTです。
  しかし、1600cc以下の前輪駆動車(FF)は 2の組み合わせで十分OKです。
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ディスクブレーキにはディスクブレーキパッドが、ドラムブレーキにはライニングが使用されています
「そんなことは当然知っているよ」と言う方でも
その材質にまで気にする人はほとんどいないのではないでしょうか。
これらの摩擦材に以前はアスベスト(石綿)が使用されていましたが、
今はほとんど石綿は混入されていません。
石綿を吸うとガンになりやすいと言うことが公になったため、
自動車メーカーはもとより、莫大な量を消費していた建設業界からも
すべて追放されつつあります。
現在ディスクパッド、ライニングの材質は石綿の入っていない、
いわゆるノンアスベスト製品が主流です。
特に国産 ディスクパッドは約99%ノンアスベスト製品です。
 知っていました?
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ブレーキ鳴きのメカニズムは?
動いている物体に静止している物体を押しつけると、必ず振動が発生します。
その一番いい例が今はなくなってしまったレコードプレーヤー(CDプレーヤーではありません)です
レコード盤が回転することによって針が微振動を起こし、この微振動を増幅器が増幅しスピ−カーを介して音を発生させているわけです。
自動車のブレーキも同じ事がいえるわけで、回転しているブレーキローターにディスクパッドを押しつけるので、前記のレコード盤とレコード針の関係と同じようなものになるわけです。
ブレーキでの増幅器の役割はキャリパーや周辺のサスペンションなどです。
ローターとパッドの振動がこれらに伝導され、共振音となって聞こえてくるのです。
当然鳴き発生の度合いと音の大きさはブレーキローター面の状態や
ディスクパッドの材質にも大きく影響してきます。
     (参考:日清紡ブレーキ販売(株)の資料より)
●ブレーキ鳴きでお困りの皆様へ・詳細は「鳴き対策」をどうぞ!
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